株主優待生活で有名なプロ棋士の桐谷広人さんや、広島FM放送アナウンサーの神原隆秀さんと雑貨店主の佐々木サラさんによる、副業を通じた創業のトークショーにたくさんの観客が集いました。
2024年2月17日(土)に、イオンモール広島府中のスターギャラリーで、3人をゲストに迎え、副業を通じた創業のトークショーなどを開催しました。
トークショーの開始前から次々と人が集まり始め、ワイワイと徐々に熱気を帯びてきました。
総合司会はフリーアナウンサーの八木静佳さん。登壇者との軽やかな会話のキャッチボールで、会場の雰囲気を盛り上げてくれます。
テレビ番組に出演し、株主優待生活で有名なプロ棋士の桐谷広人さんが登場すると、会場からカメラのシャッター音と歓声が湧き上がり、4階の吹き抜けまで立ち見の観客で埋め尽くされます。目測では300人!?
トークショー第1部では、桐谷さんから、証券会社での指導対局時に勧められて株を購入したことが現在の株主優待券生活やテレビへの出演につながっていること、将棋についての執筆の経験が現在の株についての書籍の出版につながっていることなど、本業の将棋を指すこと以外にも好きな事をやり続けることが将来の複業につながったと、ご自身の体験をお話しされました。
参加者からは、株をやめようと思ったことがあるか、テレビ出演についての感想などの質問があり、株で大きく損失を出したときにはやめようか迷ったなどと回答されていました。
トークショー第2部は神原隆秀さん(写真右)と佐々木サラさん(写真中央)のクロストークです。
神原さんは、新型コロナウイルス感染症で会社経営に行き詰っていることをリスナーから聞いたときに、その状況が分からなかったことがきっかけで中小企業診断士の資格を取得し、その資格を活かして国が設置する「広島県よろず支援拠点」のコーディネーターとして副業活動しており、まずは一歩踏み出すことが大事だとお話がありました。
佐々木さんは、行政機関へのコンサルティングを行う会社に入社したときに、社風によりほとんどの社員が将来の独立を視野に入れていることから、改めて自分自身を見つめ直してみると、幼少のころから縁のある木工に強く関心を持っていて作家が作る雑貨作品が好きであることから、副業として好きなものを集めた雑貨店「すきなだけ。」を始めました。今では雑貨店が本業となり、前の仕事も副業としていることから、これまでやってきたことに無駄なことは一切なく、そして好きな事だから続けられているなどお話がありました。
最後にゲストスピーカーへ質問できる交流会を行い、盛り上がったトークショーが幕を閉じました。
広島県内の創業者7名が出店するワークショップ&マルシェも同時開催し、親子を含む約80組にご参加いただきました。
副業を通じて創業したゲストの話や実際の創業者の作品等をご覧いただき、創業に興味・関心が高まることを期待してます。
創業の相談は、ひろしま創業サポートセンターまでご連絡ください。